みなさん、こんにちは。
公認会計士YouTuberくろいです。
⬇️今回お答えするご質問はこちら
目次
1.質問への回答
公認会計士の合格者で、大学の偏差値が低い人は少ないんじゃないかということですが、そんなことはないと思いますよ。
私の周りには会計士がたくさんいますが、みんながみんな良い大学を出ているのかと言えばそうではないです。
大学にいってない人でも会計士に合格している人もいます。
むしろ会計士試験は学歴を逆転させるためには最高の試験なので、偏差値の低い大学の人こそ会計士試験に挑戦するべきだと思います。
「私なんて偏差値低い大学だから・・・」と卑屈になって挑戦をやめると、一生偏差値の低いなりの人生を歩むことになります。
努力でいくらでも挽回できます。必要なのは覚悟だけです。
その辺のことに関しては以下の動画で熱く語ってますので、よろしければご覧ください。
2.偏差値の高い大学の人は会計士試験に合格しやすいか?
確かに偏差値の高い大学にいってる人はそもそも頭がいいですから、会計士試験に合格しやすいというのは事実です。
難関大学の大学受験戦争を潜り抜けてきてるわけですから、会計士試験の受験戦争も何なとくこなす人は多いでしょう。
TACのこの記事によると会計士合格者数の多い大学は、以下のようです。
1位:慶應大学
2位:早稲田大学
参考:学歴や出身大学は、公認会計士試験に関係があるのか|資格の学校TAC[タック]
会計士で地域ごとに組織されている「三田会」の中では圧倒的に慶應大学生が多いですね。
慶應大学の合格者輩出は45年間一位のようです。2位以下も名だたる大学が揃ってます。
3.なぜ慶應大学が多いのか?
東京大学や京都大学などのその他偏差値の高い大学を抜いてなぜこんなに慶應大学生が多いのでしょうか?
思うにですが、東京大学や京都大学などのトップの方々は、学歴としては最高峰のものを手に入れてますので、公認会計士の資格を必要としないものと思います。
資格を武器にしなくてもすでに学歴という武器を手にしています。
東京大学や京都大学などの壮絶な受験勉強して勝ち取って、大学では公認会計士試験の受験戦争に巻き込まれに行くかと言えば、そんな人は自然に少なくなるのではないでしょうか?だから受験者が少ないと思います。
それでも少なからず東京大学や京都大学生が合格しているのをみると尊敬してやまないですね。。。!
慶應は幼稚舎から大学までエスカレーターで行ける制度があり、高校から大学にいくための受験をパスできる人が多いので、エネルギーは有り余ってると思います。
そんな中で大学に入って挑戦してみようかな、という人が多いのではないでしょうか?
(個人的な推測です)
さらに、調べてみると慶應大学では、資格取得のための受験指導が昔はあったようですが、それをやめた代わりに、現役の公認会計士や大学教授などを招いて、会計全般の啓蒙活動に力を入れているようですね。
そのため大学のうちから会計士を目指そうとする人が多くなるのだと思います。
そして、OB・OGとして母校に返ってきて講演して、また会計士を目指す人が増える・・・といったように好循環が生まれているものと思います。
参考:「三田会」はやっぱり強い! 公認会計士試験合格者数No.1 慶応義塾大|大学なんでもランキング|朝日新聞EduA
また、先ほど申し上げたように慶應大学生なので、頭の良い方々が揃ってますので合格しやすい人が多いということもあるでしょうね。
4.終わりに
会計士試験を目指す理由は人それぞれだと思います。
その中でも多いのは「学歴を逆転して年収を上げたい!」というものが多いのではないでしょうか?
いい会社に入るためにはいい学歴が必要ですが、いい学歴は高校生活の一瞬をがんばった人にしか与えられません。
その一瞬をがんばれなかったけど、人生の後半で頑張りたいと気付いた人にもチャンスを与えてくれる資格が公認会計士だと思います。
公認会計士の平均年収は1,018万円というふうに言われています。
学歴の良い人たちが入社できる東証一部上場企業の有名企業と同等の年収をもらうことができます。
なので、学歴の低い人がそうなるためには挑戦して、試験の合格を勝ち取るしかないのです。
大学に行ってない人でも公認会計士試験に合格し、第一線で活躍し、年収1千万円以上稼いでらっしゃる方々はたくさんいます。
上述のように最高峰の学歴を手に入れた上にさらに挑戦して公認会計士の試験に挑戦する方もいます。
挑戦している方々はどんどん成功しており、挑戦しない人とはどんどん差が開いていきます。
どうか自分を卑下せず、モチベーション高く挑戦し、自分の理想の人生を勝ち取ってもらいたいなと思います。
公認会計士YouTuberくろいより