公認会計士くろいの会計ブログ

当ブログでは「会計士受験生や大学受験生の悩み解決」「質問箱に対する回答」「難しい会計論点を解説」を中心に記事を書きます。

公認会計士試験なめんなよ②

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みなさん、こんにちは。

編集

公認会計士YouTuberくろいです。

 

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⬇️今回お答えするご質問はこちら

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目次

 

1.会計士試験は片手間で受かるもんじゃない

 

なんとなく質問者さんの文章を見てると、片手間にやろう感が見えるので、それはよくないと思います。

 

はっきり言いますが、公認会計士試験は片手間では合格できません。

 

公認会計士の資格があればよし」と思っているうちは一生合格はできないでしょう。

 

2年間みっちりやるか、3年間かけてじっくりやるかの問いに関しては前者をとってください。

 

この選択肢がある時点で、幸せなことだと思います。

 

社会人の方々で会計士の受験されている方々は、忙しくてストレスの多い日々の中、頑張って時間を捻出して3〜4時間だと思います。

 

だから社会人受験生は3年以上かけて会計士試験に合格する人が多いです。

 

その3年はめちゃくちゃしんどいものと思いますので、努力した人しか合格することができません。

 

さて、大学生はどうでしょうか?

 

生活が苦しくて大学以外の時間は昼夜バイトです、という方は別ですが、多くの方は奨学金や親からの仕送りで生活しているのではないでしょうか?

 

時間的には余裕があるはずです。

 

その余裕がある時間の中で、仮に1日3時間しか勉強やらないとしたら、その他の時間は何に使う気でしょうか?

 

人間どうしても楽な方楽な方に流れてしまいがちです。

 

そして、その楽な味を知ってしまうとその味から抜け出せにくくなります。

麻薬と同じようなものです。

 

1日3時間しか勉強をやらずその他の時間は好きなことに使うとしたら、おそらくですが、挫折すると思います。

 

1年も経たない間に「なんかめんどくさいからもういいや」と思ってしまい途中で辞めてしまうことが容易に想像できます。

 

このように挫折していった人たちを私はたくさん見てきました。

 

2.人によってベストな勉強時間は違う

 

苦学生を除いた大学生の3時間の勉強時間と社会人の3時間の勉強時間は同じ3時間でも全くの別物です

 

社会人は1日で捻出できる勉強時間が3時間程度なのです。

 

大学生なら6時間は最低でも捻出できると思います。

 

要は「誘惑を全て断ち切って、全力で頑張る」時間を人生の中に作る必要があります。

 

その時間は人それぞれライフスタイルによって違うと思います。

 

なぜここまでしないといけないのか?

 

前述しました通り、人間楽な方楽な方に流れますので、ちょっとでも脇目をして楽な時間が長いとそこから抜け出せず脱落します。

 

脇目もふらず全力で走り続ける必要があります。

 

いわば、公認会計士試験は全力長距離走だと思います。

 

平均合格年数は2年〜3年と言われており、この年数を短いと捉えるか長いと捉えるかですが、私は2年なんて相当長いと思います。

 

その2年間を全力で走り続ける必要があり、走り続けた人だけがゴールできます。

 

コツコツ2年間全力で勉強した人だけが合格することができます。

 

片手間で受かるような資格ではなく、人生の一部を捧げて勉強する必要があります。

 

公認会計士試験をなめてはいけません

 

3.まとめ

勉強なんてしんどいものなのでゆっくりやるなんて苦痛な時間が増えるだけです。

 

どうせ同じ苦痛なら期間は短い方が良いでしょう。

 

長い人生の一瞬だけ、2年〜3年だけ頑張れば、誰もが認める難関国家試験である公認会計士試験に合格することができ、後の人生はまるで違うものになると思います。

 

それは頑張った人にしか与えられません。

 

片手間で手に入れた人なんていないでしょう。

 

再度申し上げますが、「公認会計士の資格があればよし」みたいな考え方では一生受かりません。

 

本当に公認会計士になりたい!」と思うのならば2年〜3年は全力で走り続け、人生を捧げるつもりで頑張りましょう!

 

 

公認会計士YouTuberくろいより