公認会計士くろいの会計ブログ

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会計士の住宅事情ケーススタディー

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みなさん、こんにちは。

編集

公認会計士YouTuberくろいです。

 

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⬇️今回お答えするご質問はこちら

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目次

 

なんか珍しい質問ですね。そういうことも気になるのか・・・!という新たな発見をした感じです。

 

しかし、この質問、実は初めてではなく、YouTube動画のコメントでもいただいた気がする。結構需要があるんですね。

 

今回は会計士の住宅事情についてお話しします。

 

1.会計士になったらいい家住めるか?

 

「人それぞれ」というのが答えなのですが、それだと面白くないので、一般的かつ私の偏見でお答えすると、いい家には住めます。

 

会計士は日本のサラリーマンの平均年収以上は稼ぎますので、その分はいい家に住むことはできます。

 

サラリーマンの平均年収:450万円

会計士の平均年収:1,080万円

 

この差は大きいですね。

 

一般的に家賃は月給の3分の1までが適正という風に言われています。

 

例えば、新人だとしても月の給料は30万円程度もらえるはずです。

 

そうすると適正家賃は10万円となります。

 

なんとなくですが、10万円前後が私の周りを見ていても相場な気がします。

 

家賃10万円だとどのくらいの家に住めるかと

都心部

・1K(20㎡程度)

・駅近、築浅

※東京でのお話をしています。

 

このくらいかなと思います。私も新人の時はこのくらいのところに住んでいました。

 

2.ケース別にみる会計士住宅事情

私の周りの方々を参考にしながら、それぞれ家庭事情のケース別にどんな家に住んでいるのかをご紹介します。

 

2–1.新人会計士Aさんの場合(22歳、独身、男性、監査法人勤務1年目、東京)

・家賃:10万円

・間取:1K

・広さ:20㎡

・場所:都心部ターミナル駅付近)

・駅から徒歩5分

 

監査法人で監査業務に従事する場合、自社のオフィスに出社することがあまりない。

 

担当するクライアント先に直接訪問し、現地解散であることがほとんど。

 

担当するクライアントは大抵1社だけでなく複数のクライアントを担当し、ヘルプで別担当者のクライアント先に出向くこともしばしばである。

 

なので、毎日通勤先が違うなど都内各地に赴く必要があり、住む場所は「交通の便が良いところ」が最重視される。

 

例えば、神田、上野、新宿、渋谷、池袋、この近辺に住む人が多い印象だ。

 

複数路線使用できるので都内各地に乗り換えなしで行くことができる。

 

どんなクライアント先でも通勤時間は大抵10分で行けることが多い。

 

深夜まで仕事していることが多いので、今日も出勤時間のギリギリまで寝て、飛び起きてパンを咥えながらドタバタ出勤するAさんであった。

 

2-2.マネージャー会計士Bさんの場合(30歳、既婚、男性、監査法人勤務8年目、東京)

・家賃:15万円

・間取:2DK~

・広さ:45㎡~

・場所:神奈川県と東京の県境あたり

・駅から徒歩15分

 

新婚でマネージャーに昇格して数年、仕事も落ち着いてきた。

 

そんなBさんが選んだのは2DKの賃貸。

 

二人で住むにはちょうど良く、もし子供が生まれたとしても十分な広さ。

 

奥さんは専業主婦であり、23区内はちょっと厳しいため、少し離れたところに住む

 

交通の便はさほど良くなく、通勤時間は40分以上かかる。

 

電車はいつも満員電車であり、座ることもできず、押しくらまんじゅうが日課

 

しかし、そんなことは気にならない。仕事や家庭が充実しているのだから。

 

今日も満員電車の中、イヤホンで英語のリスニングをして自己研鑽に励むBさんであった。

 

2-3.パートナー会計士Cさんの場合(40歳、独身、男性、監査法人勤務15年目、東京)

・家賃:25万円

・間取:1LDK~

・広さ:40㎡~

・場所:港区近辺

・駅から徒歩8分

 

苦節15年。やっとパートナーまでに上り詰めた。

しかし、仕事漬けの毎日で気づけば独り身。。

 

そんなCさんが選んだ家は都内のタワーマンションの20階。

 

東京湾が一望でき、愚民どもを見下ろすことが唯一の楽しみ。

 

週末は、後輩を家に招いてホームパーティーを開くこともしばしば。

 

ホームパーティー後、後輩が帰った後の自分の部屋は耳がキーンとなるほど静かであり、異様な孤独感に襲われる。

 

「お見合いパーティー行ってみるか・・・」

 

結婚を諦めたわけではなく、機会とご縁があればと常々考えている。

 

 

2-4.パートナー会計士Dさんの場合(43歳、既婚、男性、監査法人勤務20年目、東京) 

・家賃:持家(6,000万円)

・間取:3LDK~

・広さ:70㎡~

・場所:千葉

・駅から徒歩15分

 

子供も2人いて上の子はもう小学生高学年だ。

 

一国一城の主。男ならいつかは叶えてみたい願望である。

 

そんなDさんは郊外の一軒家を30年ローンで思い切って購入。

 

通勤は1時間以上かかるけど、始発なので毎日電車で座ることができる。

 

トイレ、風呂、通勤の電車時間、、、Dさんが唯一一人になれる時間であり、趣味に使うことが許された時間。

 

毎日の楽しみはこの通勤時間だったりもする。

 

子供のために最近契約したNetflixで海外ドラマやアニメを見ることにハマっている。

 

鬼滅の刃」を見ながら今日も東京へ出勤する。

 

3.まとめ

全てフィクションですが、実際の方々を参考にしながらご紹介いたしました。

 

冒頭にも申し上げましたが会計士は年収は平均よりも上ですので、人それぞれそのお金を何に使うかによりますが、家にこだわる人であれば割といい家に住むことも可能です。

 

家にこだわり都内のいい部屋に住む人もいれば、家にこだわりがなくゴルフやサーフィンが趣味なのでお金はそちらに使い、郊外の家賃が低い場所に住む人だっています。

 

会計士になれば金銭的精神的自由が手に入るため、こういった選択肢が増えます。

 

是非とも自分のライフスタイルに合わせた家を決めてもらえればなと思います。

 

 

 

公認会計士YouTuberくろいより