みなさん、こんにちは。
公認会計士YouTuberくろいです。
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目次
1.就職できない人ってどんな人?
以前「コロナ影響で会計士の就職難が来るか?」という記事でお答えしたリーマンショックの時に、合格しても就職できない人たちがいるというお話をしましたが、この場合は外的要因が大きいため考慮外とします。
【質問回答】コロナ影響で会計士の就職難がくるか? - 公認会計士くろいの会計ブログ
普通の景気市況の状況においても就職できない人というのは少なからずいるようです。
その方々に共通して言えることは「面接が下手」ということです。
「アピールが下手」とでも言えると思います。
2.面接で大切なこと
就職において大切なのは、応募者と面接官が直接話して、マッチするかどうかの場所である面接が一番重要視され、そこで合否が決まります。
面接時間は大体1時間程度でしょうから、1時間のうちに、自分の人となりを面接官に分かってもらう必要があります。
これってかなり難しいことです。
それを達成するために絶対やらなければならないこととして「事前準備」です。
よくアドリブで行く人いますけど高い割合でうまく伝えることができず、失敗することが多いです(私です)
事前準備とは、1時間の中で絶対伝えたいことや自分のアピールポイントを整理して、面接に臨むことです。
3.事前準備のやり方
まず自分のアピールポイント(強み)をノートに全部書き出しましょう
・プレゼンスキル
・圧倒的会計知識
などなど
今度はそれを実体験を交えて、裏付け証拠を加えましょう。
信頼性がグッと上がります。というよりない場合は信じてもらえません
・プレゼンスキル←研修講師5年やり、100人の前で喋りアンケートも高評価でした
・圧倒的会計知識←会計士として10年働き、日本基準+IFRSも詳しいです
などなど
こんな感じで肉付けしていきます。
簡単に書いてますが、もっと深堀りして、実際のプロジェクトの経験なども喋れるようにします。
ここまでは最低限やることです。
たくさん書いたと思いますが、それを1時間内で質疑応答や会話の流れなども考えると、おそらく全て喋れないと思います。
なので、相手が好きそうなアピールポイントを取捨選択します。
どうやるかというと募集要項をみましょう。
どういう人材を先方が欲しているのかわかります。
例えば、IFRS決算できる人材が欲しいのであれば、アピールポイントにIFRSの経験を厚く語った方が良いです。
IFRS決算できる人材を探しているのに、日本基準で監査した時の経験を厚く語っても先方には刺さりません。
なので、この事前準備が合否を分ける多くの割合を示していると思います。
4.準備だけしてもダメ
さぁ、アピールポイントも洗い出して、相手に刺さるポイントも全て抽出した!
完璧だ!と安心するのはまだ早いです。
それをちゃんと面接で喋れるかどうかは別問題です。
面接は独特な空気がありますので、多くの人は緊張しますので、うまく喋れることはできないと思った方がいいです。
事前準備したことを緊張してない状態でスムーズに喋ることができますでしょうか?
緊張してない状態でスムーズに喋れなかった場合、緊張している場面では絶対にうまく話せません。
なので、喋る練習をとことん繰り返しましょう。
友人に協力してもらうのが一番いいですね。友人に面接官してもらって、質問してもらって、それに流暢に回答できるかみてもらう。
それを何回も繰り返せば面接の場所でも最低限は言いたいことは話せると思います。
5.まとめ
就職できない方の多くは「面接対策」を怠っていることが多いです。
面接会場に行けば火事場の馬鹿力でなんとかなると思ってると大間違いです(私です)
絶対に失敗します。
しゃべりが苦手な方もいらっしゃると思いますが、繰り返し繰り返し練習し、そして何回も面接を受ければ自然と慣れてきます。
面接を落ち続けると自信がすごくなくなってきて悪循環になりがちなのですが、うまくいかなかったポイントは自分でもわかるはずなので、あの時こう言う風に言えばよかったなというポイントを毎回改善していきながら面接力を鍛えていきましょう。
反省点が見つかったとポジティブに捉えましょう。
面接するたびに強くなれるはずなので、オススメは第一志望の会社は最後の方に持ってきた方で良いです。最初の面接は失敗するのは目に見えてますので。
会計士試験を潜り抜けた人ならこのくらいの面接対策はなんということもないと思うので、是非とも完璧に対策をして、自分の志望する会社に内定をもらえるように頑張っていただけたらと思います。
公認会計士YouTuberくろいより